(ITパス)主記憶と補助記憶

( 子がITパスポートの資格取得に向けてがんばるらしいので、私もやってみよっと )

 

【 まなび 】

 

■ いろいろな記憶装置

 記憶装置とは、データやプログラムを保存するもので、人で例えるなら脳。

 揮発性と不揮発性に分かれる。

 

■ 主記憶

 メインメモリ。一時的な記憶であり、揮発性。イメージとしては机。机(主記憶)に色々なもの(プログラム)を置いて仕事をする。

 

キャッシュメモリ

 よく使う命令やデータを読み込んでおく(CPUと主記憶の速度差を埋める)ことで処理の高速化を実現している。揮発性である。イメージとしては脇机。よく使う参考書を、いちいち遠くまで取りに行かなくても、さっと確認できるように近くにおいておく感じ。

 

■ 補助記憶装置

 長期的にデータ・プログラムを保存するための装置。不揮発性で大容量である。イメージとしては、ノート。

 磁気ディスク(HDD)、フラッシュメモリSSDUSBメモリ、SDカードなど)、光ディスク(CD、DVD、BD)

 

■ ハードディスク

 磁気を利用して記憶する。大容量である。

 複数のHDDを連結させて、あたかも1つのHDDであるかのように使用する技術としてRAID(レイド)。

 RAID0・・・ストライピング。2台以上のHDDに分散して記憶する。

 RAID1・・・ミラーリング。2台以上のHDDに同一の内容を記憶する。

 RAID5・・・3台以上で、分散しつつ、いずれかで同一記憶も行う。

 容量500GバイトのHDDを2台を使用した場合の実際に利用可能な記憶容量は、RAID0の場合は1Tバイト、RAID1の場合は500Gバイト、ということになる。

 

■ 光ディスク

 レーザー光を利用して読み書きする記憶媒体。大容量、安価、耐久性に優れる。

 CD・・・コンパクトディスク。もともと音楽用だったものをパソコン用に応用。

 DVD・・・映像データを記憶。

 BD・・・ブルーレイディスク。青紫色のレーザー光線で記憶。ハイビジョンで2時間以上に対応。最大100G。

 

 ●●-ROMは、読み取り専用。

 ●●-Rは、1回だけ書き込み可能。

 ●●-RW、何度も書き換え可能。BDの場合は、BD-RE。

 

フラッシュメモリ

 電気的に読み書きを行う装置。USBメモリやSDカード。

 SSDは、HDDと違って機械的動作がなく、高速・静音・省電力である。

 

■ アクセス速度

 早い順の覚え方として、「レ・キ・シ・スゴク・ハヤイ」。

 レ ・・・ レジスタ

 キ ・・・ キャッシュ

 シ ・・・ 主記憶

 ス ・・・ SSD

 ハ ・・・ HDD

 高速・小容量 ⇔ 低速・大容量